九州内観懇話会を開催しました
投稿日時: 2016-07-22

2016年7月17日に長崎市内で、「第33回九州内観懇話会・第6回長崎内観の集い」を開催しました。



今回は、熊本地震による被災者への支援のあり方について「熊本地震シンポジウム」を企画しました。

当院からは璞院長が「被災者への心のケア」と題してDPATの報告を話題提供しました。熊本では、こども達や精神障害者の方が不安を抱えながら避難所生活を過ごしている事実を報告し、これからが心のケアが必要であることを訴えました。



被災地熊本からは、国際ボランティア活動を展開していることで有名な蓮華院誕生寺の内観研修所所長、大山真弘先生が登壇されました。全国からのボランティアの方達とともに地震直後から炊き出しを続けられ、被災者への支援を報告されました。被災直後の1週間は、食料、水の確保が如何に大切であるか災害の備えの重要性を話されました。また、実際に被災された熊本市内の「あおば病院」に勤務されている看護師の古澤 巌先生にも急遽参加していただき、実際の地震直後の大変な体験談をお聞きすることができました。

福岡県からは、「一般社団法人てとて」の宮純子先生が登壇されました。グループホームを立ち上げ、精神障害者の生活を支えておられる経験から、被災者への思いを語って頂きました。被災者にはまず、住まいの確保が大切という「ハウジング・ファースト」という考えから行動することが大切であること、ご自身の内観体験から湧き出る他者への熱い思いを語られました。



各シンポジストの先生方から伝わってくるものは、内観的な心(支え合い、思いやり、感謝)がいかに被災者への心の支えとなるかということを感じました。

3名の内観体験発表もとても素晴らしく感動的でした。