訪問看護ステーション「あんしん」
平成29年4月1日に三和中央病院の敷地内に精神科に特化した訪問看護ステーション「あんしん」を開設いたしました。
当訪問看護ステーションは、住み慣れた環境・場所で自分らしく生きることを支える家族以外のプラス一人の存在になりたく開設いたしました。

精神科訪問看護の基本的姿勢

精神科訪問看護では話を聴くだけでも治療効果があるといわれています。
精神障がい者とのコミュニケーションには、特別な技術が必要だと誤解されていますが、コミュニケーション自体十人十色です。会話に影響を及ぼす要素に関する調査では・・・『話す内容』7%・『声の調子』38%・『表情・姿勢』55%という報告があります。一言でいうなら、「傾聴する」「利用者のペースに合わせる」「利用者を主体に話をする」この3点に集約されているといっても過言ではありません。

24時間・365日 安心「あんしん」を支える看護サービス
専門スタッフが皆様の療養生活を支えます。
訪問看護ステーションには、看護師・准看護師・保健師・精神保健福祉士が在籍しています。

“ 24時間 あんしんサポートシステム ”
24時間・365日相談に応じます。夜間や休日に急に落ち着かなくなったり、興奮が強い時、また数日前から不安だったので経過をみていたところ休日になってしまい対応に困った時・・・まさにその夜、その休日に待ったなしで頼りになり、利用しやすい。それがあんしんサポートシステムです。

精神科訪問看護とは?
精神に障がいをもちながら、地域で生活している人や家族等に対して医師の指示の下、看護師・精神保健福祉士または作業療法士が訪問し、看護及び地域や家庭での療養上必要な支援、援助を行い安定した生活を送れるよう支えていくサービスです。

    支援・援助の内容
病状の把握、服薬の方法、管理、通院継続の支援、病気についての不安や悩みの相談
食生活、環境整備、金銭管理、日課、余暇の過ごし方など日常生活に関する相談、支援
公共機関や行政機関、交通機関、金融機関などの情報提供と社会資源活用の支援
対人関係、(家族、友人、地域)についての相談、アドバイス

利用対象者は?
  1. 長期入院などにより、社会適応能力が低下し生活指導を要する人
  2. 服薬や通院の中断(医療中断)が予測され、再発・再入院を繰り返す人
  3. 対人障害、食生活の不安、就労への不安などがある人
  4. 単身生活で家族からの支援を受けられず、訪問による支援が必要な人
  5. その他、訪問看護が必要と認められる人、訪問看護を希望する人

訪問看護料金は?
訪問看護は各種医療保険および自立支援医療制度、介護保険をご利用できます。そのためご利用にかかる費用は自立支援医療の限度額や収入状況によって個人差があります。
詳しくは「訪問看護ステーションあんしん」までご相談ください。

訪問時間などは?
訪問時間は30分から1時間程度です。
訪問日時、回数は必要に応じて利用者さんと相談して決めます。
訪問場所は自宅が基本ですが、社会復帰施設やグループホームなども可能です。

問い合わせ
訪問看護ステーション「あんしん」までご連絡下さい。
TEL 095(893)8633