令和元年12月12日と13日、長崎ブリックホールで行われた第65回九州精神医療学会へ参加してきました。
当院からは5つの演題について発表を行いましたので、ここでその感想をご紹介させていただきます。
(1)テーマ『「自宅へ連れて帰りたい」という家族の思いに寄り添って〜多職種連携し関わりを持つことの重要性〜』
今回初めて九州精神医療学会に出席させていただきました。
とても興味深い内容の研究が多く有意義な時間を過ごすことが出来ました。
沢山の研究を聞く中で、スタッフ一人一人またチーム全体の意識の持ち方一つで変えられる事があるのだと当たり前のことですが今更ながら強く感じました。正直つい面倒だと思ってしまうことがしばしばありますが、今回の学会を通じて学んだことを無駄にしない看護提供を行っていこうと思います。
(2)テーマ『医療観察法による指定通院医療機関として〜精神保健福祉法による入院を経てPSWとしての関わり〜』
今回、初めて九州精神医療学会に参加させていただきました。
日頃の患者様との関わりを研究として発表することで、多職種によるさまざまな視点で、これまでの経過を再確認することができました。
この経験を今後の援助に生かしていきたいと思います。
このような貴重な機会をいただけたことに心より感謝いたします。
(3)テーマ『前兆〜患者のサインに気付く〜』
今回、初めて九州精神医療医学会に参加し発表させていただきましました。
初めての経験であり緊張しましたが、他病院の様々な発表も聴くことができ、とてもためになる学会となりました。
(4)テーマ『スキン-テアシート活用に向けた意識向上への取り組み〜患者さんの皮膚を守りたい〜』
今回の学会に発表者として参加させていただき、九州各県よりたくさんの発表者が参加されており、一部しか聞くことはできませんでしたが、興味深い内容の発表も多くありました。
発表方法も実際に聞くことで、反省点や今後に生かせるものを学ぶことが出来ました。
(5)テーマ『心の扉を開く〜怖い世界に踏み込んで〜』
今回の精神医療学会に参加し研究した事で、精神症状の変化に伴う身体的な変化を学ぶことができました。学会参加によりとても有意義な経験ができたと思います。是非、今後の看護に活かしていきたいと思います。
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通常業務に加え学会に至るまでの準備等、大変だったと思いますが職員のみなさまお疲れ様でした。
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