各種学会

「統合失調症治療の最前線」に参加して H26.7.12


東京で行われました治療抵抗性統合失調症治療薬のクロザリルに関する講演会に参加しました。

「クロザリル使用後の出口」の入口〜長期入院後の退院等を想定〜(松本喜代隆サンクリニック院長、八幡弘樹薬剤師)という内容で発表を行いました。

クロザピンによる治療効果の評価は高いものの、実際の処方は治療抵抗性の患者さんの1%前後でその割合は諸外国と比べ低い水準にあります。クロザピンを使い始めるには、退院後にも、患者さんが安心して外来通院できる体制(=出口の入口)を整えておかなければなりません。それには病院やクリニック単独ではなく、地域医療連携の強化が急務であります。

「有効性の高い薬があるのに使えないなんて、医療従事者の怠慢でしかない」という院長の一言からクロザリル治療の導入を始めて1年半、様々な問題はありますがひとつひとつクリアし、患者さんのための医療を追及していきたいと考えております。

第59回九州精神医療学会に参加して H25.11.7-8


鹿児島県のかごしま県民交流センターで行われた、「第59回 九州精神医療学会」に参加してきました。
今回は、一昨年前の「服薬アドヒアランス実施」についての発表後の患者さんの、「クロザリル導入から退院支援まで」についての発表をしてきました。
質問もあり、患者さんへのクロザリル導入がスムーズに行なえたかどうかという質問内容でした。
やはりクロザリル導入の難しさが伺える質問だったため、統合失調症への効果が期待できるので使用したい施設も多いのではないかと感じました。


 

第36回日本内観学会大会に参加して H25.6.21-6.23


上記大会が和歌山市にて開催され、三和中央病院から2題の演題を発表しました。
1題目は当院のデイケアにおける1日内観について、もう1題目は心理教育に内観療法を取り入れた「内観的な関わり」による効果を発表しました。
内観療法はメンタルヘルスの維持向上に有効で、対人関係の改善や再発予防に効果があることがわかりました。
今後、さらに発展、改良をしていきたいと思います。





第38回日本精神科看護学術集会に参加して H25.5.31-6.2
 5/31〜6/2の3日間、仙台国際センターで行われた日本精神科看護学術集会に参加してきました。

会場には、看護研究発表、シンポジウム、示説発表、企画セミナーのブースが設置されており、見学は自由形式でした。

看護研究発表では、「退院支援」について発表しました。他病院も「退院支援」に関する研究が多く見受けられました。他病院の発表を聞く中で、当院と共通した問題点を抱えていることがわかり、工夫した点などの情報交換ができた良い機会となりました。また、他職種と連携を取ることで、患者さまにとってより安心した退院支援を行うことができると感じました。

今回の看護研究発表で学んだことを活かせるように、今後も工夫しながら取り組んでいきたいと思います。(北3病棟看護師感想)



第109回日本精神神経学会総会 H25.5.23 - 5.25

福岡市で開催された上記学会のトピック・フォーラムにおいて、「内観療法を日常診療に生かす ー内観療法の応用と技法ー」というタイトルで院長が発表しました。
当院デイケアでは、通院患者さんに対して「ありがとうシート」を使って内観的な思考を育むプログラムを実施しています。その結果、患者さんの気分の安定化、対人関係の改善などが認められ、再発予防にも効果がありました。今後、プログラムを改良し、より継続性・有効性の高いものにしていきたいと考えています。






 
第10回日本褥瘡学会 h25.5.11

今年度のテーマは「初心に還ろう褥瘡管理」でした。
最も関心深かった演題は、予防環境整備の中で拘縮のある患者へ破棄される車椅子を改造して、ベッド端座位保持訓練を他職種と連携して患者や介助者への負担の軽減につなげていたことです。
また、ドレッシング材や外用剤の副作用や適切な処置実施の大切さを学ぶことができ、今後のケアに大変参考になりました。

 

 

第65回九州精神神経学会 h24.10.25〜26

今回、精神保健学会の症例発表にて、クロザリルという新しい薬の導入をテーマに発表しました。発表を行うにあたって、先輩たちのアドバイスをいただき、無事に発表を終えることができました。学会の参加では、他病院の症例を聞くことで看護の共有ができ、これからの看護の参考になりました。また、他病院のスタッフとの交流もあり、良い経験をすることができました。
今回資料作り・学会への参加を通して、精神看護の難しさを改めて知る結果となりました。そして、看護にも患者様にも無限の可能性があり、私たちは常に精神看護とは「何か」ということを探求し続け、よりよい看護の提供を行なっていく必要があるのだと再認識できました。





長崎認知症シンポジウム h24.7.3

2012年7月3日(火) ホテルニュー長崎にて
「長崎認知症シンポジウム」が開催されました。
当院の岩田信之副院長が司会をされ、認知症の専門家でもある4名のシンポジストにお集まりいただき、日頃の外来認知症でのいろいろな疑問・質問にお答えいただきました。日常診療に即役立つような実践的内容で、会場には多くの医療関係者の方々が多数参加されました。






精神科看護学術集会 h24.6.1〜3
第37回日本精神科看護学術集会・総会に参加して
とまと病棟 山口亮介



6月1日〜3日の3日間、神戸国際会議場で行われました、日本精神科看護技術協会主催の日本精神科看護学術集会に参加してきました。

各ブースによってシンポジウム、看護研究発表、特別講演、示説(ポスター)発表などがありました。どの発表、講演も同じ精神科病院の発表であったので、同じような問題点や活用できる解決法、患者・家族への対応時の工夫などを聞くことができました。



示説発表では、どの病院も抱える「高齢化」という問題に対しての情報交換をすることができました。



今後も問題視される高齢化に対して当病院でもさまざまな取り組みが今後の看護に影響してくると感じ、今まで以上に他職種との連携を深めなければならないと思いました。





褥瘡学会 h24.5.26~27
第9回 日本褥瘡学会九州地方会教育セミナーに参加して
南―5病棟 山口惠子


今回のテーマは「褥瘡の過去・現在・未来」であった。初日は特別講演の「褥瘡のイロハ」に始まり、一般演題から「治療」「対策」「チーム医療と栄養」「予防」「リハビリ・除圧」「医療体制・在宅」について講演があった。二日目は、「多職種が関わる褥瘡管理:褥瘡管理の意外な注意点」であった。

初日で印象に残ったのは、「予防」の大切さでした。治癒した褥瘡の再発防止のために例えば足趾の場合、肢位を工夫することで防止できる。当院でも昨年から足趾や手指が褥瘡の好発部位となっている。「何故、足趾や手指の褥瘡が好発しているのか?」また、「治癒しても何故、再発しているのか?」と私は疑問であったが、今回の講演に参加したことで、看護のケアで再発防止ができることを改めて、再確認した。二日目は、多職種との関わりで作業療法士や歯科医との連携による褥瘡防止などを学べました。


パネル展


学会講演