投稿日時: 2019-09-11

2019年8月31日から9月1日まで、中国安徽省蕪湖市で開催された第7回中国内観療法学会に参加してきました。中国では1989年に内観療法が始めて紹介されてから現在までに、ほぼ中国全土に内観療法が普及しています。

今回は、特別講演に招かれて「触法精神障害者に対する内観療法」の演題を発表してきました。






投稿日時: 2014-03-24

H26年3月15日、大村市中央公民館にて長精協コメディカル研修会が開催されました。

「自己(事故)紹介を始めます」から始まったAMの講演は、トラクターの事故で両腕が義手となった大野勝彦先生の講演でした。大野先生は両腕を失った理由を「人に感謝の気持ちが足りなったから」と捉え、自らの人生を前向きに歩んできた方です。大野先生が風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館を開館するまでの道のりを笑いあり、涙ありで話してくださり、印象深い講演となりました。チャンスに対する礼儀として頼まれたら断らない等の物事の捉え方についてとても勉強になり、講演が終わった後は、心が浄化されたような気分になりました。最後に大野先生が書いてくださった「笑顔いちばん やさしさいちばん」という言葉や文字から物語っているものはとても考えさせられるものがありました。今度はぜひ大野先生の美術館へ足を運んでみたいものです。

 

PMからは病院スタッフによる発表でした。PSWやOT、管理栄養士など様々な立場からの発表は新鮮なものでした。それぞれの職種で「問題」と捉える対象が違っていたり、支援の仕方が違っていたりと、職種の特徴が表れていました。今回、さまざまな職種が発表し、捉え方、アプローチ方法が異なっていても、多職種でかかわっていく必要性について考えさせられた発表でした。当院でも多職種でさまざまケースを検討していき、患者様にとって良い方法を考えていけたらと考えています。

 





投稿日時: 2012-04-04

桜の季節になり、各病棟の作業療法で花見を企画し行ってきました。

とまと病棟。諫早公園の大寒桜です。前日病棟のおやつ作りで作った、いちご大福を持っていき、この桜の木の下で食べました。

西2病棟。橘神社に行ってきました。
桜がきれいに咲き患者様は時を忘れ楽しまれていました。
                                 



南2病棟。
香焼のチューリップを見に行きました。見ごろで患者様のいきいきした表情が印象的でした。

北6病棟。
風頭公園の桜です。
この日は貸し切りカラオケ大会となり、とても楽しそうに熱唱されていました。
                                





投稿日時: 2012-04-03

 昨年3月11日の東日本大震災から1年が過ぎました。
当院からは、丁度1年前の4月に「長崎県こころのケアチーム」として被災地の宮城県山元町の支援に参加いたしました。先日、被災地の宮城県塩釜保健所岩沼支所の保健師さんから被災後の状況のお便りがありました。まだ、十分ではありませんが、徐々に毎日の生活に落ち着きが戻ってきていることなど知り安心いたしました。これからの保健所活動は大変と思いますが山元町の復興をお祈りいたしております。
お便りには山元町社会福祉協議会「工房地球村」の手作りのお菓子が添えられていました。
ほんとうにありがとうございました。






投稿日時: 2012-03-29

 平成24年3月10日から3月11日の間、長崎市郊外の伊王島(やすらぎ伊王島)にて広島精神分析研究所主催の研修会が開催されました。
この研修会は広島大学心理学教室の卒業生が中心となり毎年開催されており、今年は当院の臨床心理士の森 和広先生が事例報告をしました。
また、一丸藤太郎先生のご講演もあり有意義な研修会となりました。







投稿日時: 2012-03-05

 平成24年3月3日〜3月4日、国立諫早青少年自然の家にて長崎県断酒連合会主催の社会復帰一泊研修会が開催されました。


九州各県より100名以上の酒害者やその家族、医療関係者の方々が参加され、自己紹介に続き断酒体験談が語られ、会員同士の温かい交流会となりました。


当院を退院された後断酒会に入会し、現在立派に社会復帰されたお二人の方が会長より表彰されました。





投稿日時: 2012-02-28

 平成24年2月24日から2月25日まで福岡国際会議場にて第22回日本アルコール看護研究会が開催されました。
当院から、ワークショップ1「内観療法」の講師および実習に西2病棟主任の常井看護師、木村看護師、馬場リハビリ部長が担当しました。



内観療法に関するワークショップには多くの看護師の方々が参加され内観面接の実習も行われました。





投稿日時: 2012-02-27

 平成24年2月22日、長崎市医師会主催で「かかりつけ医の実践的診療アプローチ」と題して、当院副院長の岩田信之先生が講演されました。


この講習会にはかかりつけ医の先生方約90人ほどが参加され、認知症に対する基礎的かつ実践的な知識と認知症の方に対する対応の仕方を学びました。
なお、今後計4回の講習会が開催される予定で、すべて参加されますと「もの忘れ相談医」として登録されます。





投稿日時: 2012-02-23

平成24年2月22日 19:30-21:00 長崎県保険医協会主催で、フコク生命ビル8階会議室にて「認知症と口腔ヘルスケア」のタイトルで当院診療部・横田朋久医師が講演しました。



 
今回の講演では、「口腔機能」=「食べるだけの機能」というという概念を払拭し、口腔機能を維持することは審美性への満足感や食の楽しみ、感情の表現、コミュニケーションといった精神的な要素や、咀嚼することによる摂食嚥下機能の維持、口唇や舌、咀嚼筋、顎関節の機能維持など機能的な要素があることを中心として、認知症の方にとって人間らしい生活を送る上で口腔機能が如何に重要であるかということをお話しさせていただきました。
 
また、摂食嚥下障害について健常人の嚥下運動をもとに考察し、嚥下食だけでの対応は廃用の道をたどりやすいことをお話しました。
加えて、当診療室で行った調査結果から、認知症の方では舌の挙上障害が有意に多くみられ、それは欠損を放置したままなど咬合(噛み合わせ)が不良である場合に連動した傾向があること、また舌の挙上障害がある場合には口唇の力も有意に低下していること、食事レベルが低下するにつれて口唇の力も有意に低下していることなどがわかり、摂食嚥下機能の改善には㈰口唇や舌のリハビリ、㈪義歯などで補って噛みあわせを再構築することによる咀嚼機能の改善、がセットで必要であることが示唆されたことなどを発表いたしました。
発表後は、認知症の患者様の歯科への紹介方法、病棟等における口腔ケアの合理的な方法、義歯の使用方法、認知症の方の義歯製作のポイント、舌の挙上などについての質問があり、知識を共有する上で非常に有意義な講習会となりました。
 
医療法人清潮会 三和中央病院診療部歯科
歯学博士 横田朋久





投稿日時: 2012-02-20

 平成24年2月17日に院内学術講演会を開催いたしました。



一般演題は「デイケアにおける健康教室の取り組み」
当院デイケア看護師の新原恵美子さんが発表しました。


特別講演は「統合失調症急性期治療と病棟機能分化」
〜チーム医療とクリティカルパス〜  と題して重本病院の診療部長 杉山克樹先生よりご講演いただきました。
会場からは活発な意見、質問があり有意義な勉強会となりました。





投稿日時: 2012-01-26

みのる会新年会
 
当院のアディクション自助グループ「みのる会」の新年会が1月14日にデイケアルームで開催されました。
 
それぞれこの1年間の抱負を語った後、これからも仲間の絆を深め合い、ともに回復の道を歩んでいくことを誓い合いました。
 
「みのる会」は今年で結成14年目となり、来年は15周年記念の催しを予定しています。






投稿日時: 2011-10-11

 中国では2年に1度内観療法学会が開催されています。今回は、平成23年7月19日、20日の両日に天津市の天津医科大学にて開催されました。

大会には中国各地から多くの内観研究者達が参加され、熱心に討論されていました。例えば、うつ病性障害や不安障害など各種の精神障害への内観療法のエビデンスが報告され、その方法も中国の患者さんに適した方法で行われていました。


投稿日時: 2011-07-27

 平成23年7月22日〜23日、佐賀市内で第33回日本アルコール関連問題学会大会が開催されました。アルコール医療に関わる全国の専門家が集まり、「アルコール医療新時代」の大会テーマでアルコール問題に関する議論がおこなわれました。

第2分科会では指宿竹元病院院長の竹元隆洋先生と当院院長の塚稔先生の座長のもと、『内観療法の展開と工夫 -やさしい内観療法の応用-』のテーマで討議されました。当院からはリハビリテーション部長の馬場看護師が「デイケアでの内観療法の工夫」についてシンポジストとして発表しました。
デイケアプログラムの中に日常内観を取り入れた結果、再飲酒が軽減されただけでなく、メンバー間の対人関係の改善がみられたという報告でした。入院治療の中だけではなく、リハビリテーションとしてデイケアで内観療法をおこなうことで再発予防に対する有効性が示されました。

分科会会場は満席で内観療法に対する関心が伺え盛会に分科会を終えることができました。





投稿日時: 2011-07-12

 東日本大震災から4ヶ月目になろうとする平成23年7月10日、長崎大学医学部の良順会館で「災害時のこころのケア」と題して、東日本大震災における長崎県精神科医療チームの活動報告に関する医療シンポジウムが開催されました。

長崎大学では3月11日の震災発生直後から被災地への早期の支援活動を行ってきています。長崎大学精神神経科では福島第一原発事故で被災された方々への心のケアを、また長崎県では宮城県南部の名取市、岩沼市、亘理町、山元町への被災者への心のケア活動に精神科医療チームを派遣しました。

 当院でもこのチームへ参加し、長崎県内の精神科医療チームの一員として2回にわたり被災地へ赴きました。支援活動を行う中で感じたことは、精神科医療機関に受診することが困難な状況におかれている被災者の方々が、被災後のストレス反応や極度の不安状態に陥っていることでした。そして私たちがすこしでもその辛さに寄り添って傾聴することや正しい情報提供をすることで、その不安が和らいでいくことを体験できたことでした。今後、避難生活から早期に通常の生活に戻れるよう、きめ細かな支援が必要となってくると思われます。





投稿日時: 2011-05-01

 この度の東北地方を襲った大地震と大津波は未曾有の大災害となり、犠牲になられた方々とご遺族の皆様にはこころよりご冥福をお祈りいたしますとともに、被災地の皆様がこの困難を乗り越えられ、一日も早い復興ができますようお祈りいたします。

この大災害によって、被災者の方々は家屋の流出や肉親を亡くされた深い悲しみと苦しい避難所生活のために、精神的なストレスは限界に達しています。医療法人清朝会三和中央病院としましては、この災害による被災者の方々のこころのケアを目的に、長崎県こころのケアチームに参加し、東北地方の被災者の方々へ微力ながら支援のお手伝いをおこなってきました。

東日本大震災の被害については実際に現地に入ってみますと、テレビ等の報道で見ていた以上の甚大な被害であり、そこで想像をはるかに超えた光景を目の当たりにして被災地にただ立ち尽くすのみでした。

しかし、大震災による物的被害以上に私が衝撃を受けたのは、被災者の方々が今回の大震災で受けたこころの傷の計り知れなさでした。最愛の親や子供を亡くした上、避難生活を余儀なくされた方々や被災者でありながら役場で懸命に働かれている人々の心情を察すると言葉を失います。

今回の支援中に多くの災害後の急性ストレス反応、その後に引き起こされたPTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ病に罹患した方々を診察しました。おそらく今後も継続的な支援が必要なことは明らかです。長い時間がかかるであろうが、少しずつこころの平穏を取り戻し、復興をされていくことを願ってやみません。

今後、当院といたしましては、今月にも第2陣として精神科医を現地へ派遣し被災地の方々への援助を行ってく予定です。

2011年5月1日
医療法人清朝会 三和中央病院院長 塚崎 稔