長精協コメディカル研修会
投稿日時: 2014-03-24

H26年3月15日、大村市中央公民館にて長精協コメディカル研修会が開催されました。

「自己(事故)紹介を始めます」から始まったAMの講演は、トラクターの事故で両腕が義手となった大野勝彦先生の講演でした。大野先生は両腕を失った理由を「人に感謝の気持ちが足りなったから」と捉え、自らの人生を前向きに歩んできた方です。大野先生が風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館を開館するまでの道のりを笑いあり、涙ありで話してくださり、印象深い講演となりました。チャンスに対する礼儀として頼まれたら断らない等の物事の捉え方についてとても勉強になり、講演が終わった後は、心が浄化されたような気分になりました。最後に大野先生が書いてくださった「笑顔いちばん やさしさいちばん」という言葉や文字から物語っているものはとても考えさせられるものがありました。今度はぜひ大野先生の美術館へ足を運んでみたいものです。

 

PMからは病院スタッフによる発表でした。PSWやOT、管理栄養士など様々な立場からの発表は新鮮なものでした。それぞれの職種で「問題」と捉える対象が違っていたり、支援の仕方が違っていたりと、職種の特徴が表れていました。今回、さまざまな職種が発表し、捉え方、アプローチ方法が異なっていても、多職種でかかわっていく必要性について考えさせられた発表でした。当院でも多職種でさまざまケースを検討していき、患者様にとって良い方法を考えていけたらと考えています。