アウトリーチ勉強会
投稿日時: 2014-03-10

 
H26年2月28日(金)にアウトリーチの研修会が行われ、聖路加看護大学より萱間 真美先生が講師をしてくださいました。アウトリーチ介入によって症状の改善率や生活能力率が改善したこと等をわかりやすく話をしてくださりました。また、支援の仕方にも特徴があり、初期段階でケアマネジメントを密に行うことの必要性、一日の中で複数回訪問、同行受診がいかに大切かをデータをもとに話をしていただきました。普段の訪問看護ではできない密なかかわりができるアウトリーチモデル事業がなくなることを残念に感じました。
 
また、アウトリーチ チョコアが「長期入院者」の事例発表を行いました。長期入院のため、数々の問題が退院前にあったものの、密なかかわりの中で現在も地域で生活ができている事例です。地域で暮らすためには、アウトリーチだけではなく、家族をはじめ地域の方の協力が必要です。チョコアスタッフはご本人が地域で暮らすため、周りの方々にもさまざまな働きかけを行い、ご本人が生活しやすい環境を整えていることを感じ取ることができました。

 残念ながら本年度を持ってアウトリーチ推進モデル事業は終了となります。チョコアの皆様お疲れでした。